2013年10月09日 web関連WordPressphp

記事内の画像をいい感じのエフェクトをつけて拡大表示させるWordPressのプラグイン「Easy FancyBox」というのを導入したのですが、挿入されたaタグやimgタグに固有のクラス名がないので、CSSで調整しづらかったので、リンク付きの画像を挿入したい際に自動でclass名を追加するようにしました。

imgタグにclassを追加する場合とaタグに追加する場合を分けて書きます。

挿入されたimgタグにclass名をつける

functions.php内に記述
<?php
// 記事に画像投稿する際に、自動でクラス名をつける
function give_linked_images_class($html, $id, $caption, $title, $align, $url, $size, $alt = '' ){
  $classes = 'fancybox img-rounded'; // separated by spaces, e.g. 'img image-link'

  // check if there are already classes assigned to the anchor
  if ( preg_match('/<img.*? class=".*?" \/>/', $html) ) {
    $html = preg_replace('/(<img.*? class=".*?)(".*?\/>)/', '$1 ' . $classes . '$2', $html);
  } else {
    $html = preg_replace('/(<img.*?)\/>/', '$1 class="' . $classes . '" >', $html);
  }
  return $html;
}
add_filter('image_send_to_editor','give_linked_images_class',10,8);
?>

管理画面で記事投稿の際に、画像を挿入すると、それに「fancybox img-rounded」という2つのクラスをつける用に設定しています。imgタグ内に既にclassがあれば、そこに追加、なければ、classを新規設定する、といった感じです。ソース内の$1、$2などは正規表現の後方参照というやつです。正規表現内の()の内容とマッチします。最初の()の内容が$1になります。

挿入されたaタグにclass名をつける

functions.php内に記述
<?php
function give_linked_images_class($html, $id, $caption, $title, $align, $url, $size, $alt = '' ){
  $classes = 'fancybox';

  // check if there are already classes assigned to the anchor
  if ( preg_match('/<a.*? class=".*?">/', $html) ) {
    $html = preg_replace('/(<a.*? class=".*?)(".*?>)/', '$1 ' . $classes . '$2', $html);
  } else {
    $html = preg_replace('/(<a.*?)>/', '$1 class="' . $classes . '" >', $html);
  }
  return $html;
}
add_filter('image_send_to_editor','give_linked_images_class',10,8);
?>

aタグにclassをつける場合はimgタグの場合とほぼ同じです。正規表現の内容が少し変わるぐらい。

WordPressをカスタマイズするといつも思うのですが、コアファイルを直接触らなくても細かいところまで設定出来るのは、とても助かりますね。

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