[13] 加速度センサーの使い方

今回は、iPhone,ipod,ipad に内蔵されている加速度センサーを使って、x,y,zの加速度を取得する方法について説明します。

加速度センサーとは、自由落下に対するデバイスの加速度を計測します。1の値はデバイスに1G の重力がかかっていることを示します(1G の重力は、デバイスが静止状態の時に感じる地球の重力)。加速度センサーはデバイスの加速度を X、Y、および Z の3軸方向で計測します。

912-1

今回作成するアプリは、3軸の加速度を取得し、ラベルに表示します。加えて、デバイスを左右に振る(傾ける)と、現在時刻を表示するというものです。

まず、加速度センサーを扱うには、UIAccelerometerを利用します。

XCode を起動し、View Based Application で新規プロジェクトを作成します。

今回は、「Accelerometer」という名前にしています。

Accelerometer.h を開き、以下のように設定します。

#import <UIKit/UIKit.h>

@interface AccelerometerViewController : UIViewController <UIAccelerometerDelegate> {

 

 IBOutlet UILabel *xLabel;

 IBOutlet UILabel *yLabel;

 IBOutlet UILabel *zLabel;

 

 IBOutlet UILabel *clockLabel;

 double accelX, accelY, accelZ;

}

@end

まず、加速度センサーを利用するために、UIAccelerometerDelegate を定義します。これで、UIAccelerometer のイベントを認識するようになります。

IBOutlet は、view 上にx,y,zの値を表示させるためのラベルと、デバイスが振られた時に、現在時刻を表示するラベルです。

doubel の行は、x,y,z の値を扱うための変数です。

Accelerometer.h を保存してください。

次に、AccelerometerViewController.xib をダブルクリックし、Interface Builder を起動します。

以下の画像のようになるように、ラベルを配置し、Outlet を接続してください。

912-2完了したら、保存して Interface Builder を終了します。

最後に、Accelerometer.m を開き、viewDidLoad メソッドと accelerometer メソッドを以下のように設定してください。

– (void)viewDidLoad {

 UIAccelerometer *accel = [UIAccelerometer sharedAccelerometer];

accel.delegate = self;

accel.updateInterval = 1.0f/10.0f;

 

[super viewDidLoad];

}

– (void)accelerometer:(UIAccelerometer *)acel

didAccelerate:(UIAcceleration *)acceleration {

accelX = acceleration.x;

accelY = acceleration.y;

accelZ = acceleration.z;

 

 

xLabel.text =[NSString stringWithFormat:@”x: %g”, acceleration.x];

yLabel.text = [NSString stringWithFormat:@”y: %g”, acceleration.y];

zLabel.text = [NSString stringWithFormat:@”z: %g”, acceleration.z];

 

NSLog(@”x: %g”, acceleration.x);

NSLog(@”y: %g”, acceleration.y);

NSLog(@”z: %g”, acceleration.z);

 

if (acceleration.y >= –0.5) {

NSDateFormatter *df = [[NSDateFormatter alloc] init];

df.dateFormat  = @”yyyy/MM/dd HH:mm:ss”;

NSString *str = [df stringFromDate:[NSDate date]];

clockLabel.text = str;

}

 

 

}

上記のコードは、viewDidLoad 内で、updateInterval で読み取り間隔を設定しています。

accelerometer 内の acceleration.x によって、x軸の加速度の値を取得し、ラベルに表示させています。取得した各値をそれぞれラベルに表示させています。

さらに、動きを確認するために、NSLogもセットしています。

最後の if文は、acceleration.y が、「-0.5」以上になれば、clockLabel に現在時刻がセットされるようにしています。

これで保存し、デバイス上で、ビルド&実行することで、動作確認出来ます。

現在時刻の取得

http://iphone-tora.sakura.ne.jp/nsdate.html

加速度センサー

http://d.hatena.ne.jp/moto_maka/20090510/1241898972

http://japan.internet.com/developer/20100803/26.html

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